![](./icon/qes.gif) | 告示1460は組み合わせを想定していません。 N値で計算するのが一番簡便な方法だと思います。 単独で使用した場合は、N値計算と告示1460は一致します。 告示は住木センターのQ&Aでもわかるように1,2階に同じ耐力壁を 想定してN値計算(同センターの「木造住宅の許容応力度設計」の標準計算) で算定しています。1,2階の耐力壁が異なるとか、耐力壁を組み合わせる 等の告示にない形状はN値計算をするのが良いと思います。 特に片筋交いの場合N値の補正をして告示も出来ていますから 単純な加算ではなくなります。行政でも確認機関でも法律から読み取れない 設定は認めないと思います。 例えば告示の(は)+(ほ)を見た場合 (は)を45×90の片筋交いが柱脚に付く、(ほ)を45×90が柱頭に 付く場合とすると、それぞれのN値の合計は (1.0)+(1.6)=(2.8)ですが 告示ではたすきがけの値になり、(に)N値(1.4)になります。 ところが(ほ)を構造用合板とするとそれぞれのN値の合計は同じでも N値計算すると(と)の金物が必要となります。 この告示にない形については告示第二号の但し書きであるN値計算又は 平成12年(2年目施行)の解説にある適切な計算をすることになると思います。
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