![](./icon/mouse.gif) | 時間がかかっている原因の大きなものは、 @構造に関する審査が厳しくなり、具体的には、一定規模以上になると 通常の建築確認に加えて第三者機関の構造専門家による構造チェックをすることになったため。
つまり二重にチェックしています。これに2〜3ヶ月以上かかっているようです。 実際には、確認検査機関に問い合わせても、何ヶ月かかるかわからない、 といった返答をしてくるところもあります。 鉄骨でしたら、2階建規模でもスパンが6Mを超えるとこの二重チェックの対象になるので、 わいわいさんが請けた物件もこれに該当するのかもしれません。 (4階建以上ならスパンによらずです)
A申請書・申請時の設計図・構造計算書など一切の訂正や差し替えが不可となったため、 申請前の段階での、役所や民間検査機関との打ち合わせ・事前チェックに時間をかけている。 差替えや大幅な訂正が必要なほどのミスは再申請(手数料をもういちど払い、一からやりなおし) を求められますから、設計者も審査側も慎重になっています。
もしわいわいさんの物件がもう申請提出済みであれば、Aはあてはまりませんね。 ただ、審査側にしてみれば、 こういった事前チェックのために、本申請を受け付けた物件の審査をする時間をとられてしまい、 結果としてすべてが渋滞してしまっている、という状況はあるかもしれません。
審査員、特に構造審査の人員が不足しているように個人的には感じます。 チェックすべき項目が微細に渡り増大したのに、人員は従前のままではどうしたって時間がかかります。 審査機関で話を聞くと、本当に書類が山積みのようですよ。 いつかこの渋滞が解消するだろうか???たいへん疑問です。 皆がとても不安に思っています。
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